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2009年12月03日

文芸特殊研究Ⅰ 03/12/09

後期第9回 しりあがり寿先生

―概要―
・メディアとは
CIMG5058.jpg
↑<バンドエイドの図>
―小説・マンガ・アニメ・映画―
(←)にいくに従って想像力が必要。
(→)にいくに従ってお金が必要。
=頭の中にストーリーが浮かんでいる。
ある人はテキストで、ある人は映画で、絵で表現する。因果につぐまれた世界。

CIMG5064.JPG
・アートとエンタテイメント
↑<水の流れの図>
山→川→田畑・工場・街・家
アート ⇒ エンタテイメント
アート:美術館の絵は何の役にたつ?森林浴に近い。泉の源泉というイメージ
エンタテイメント:役に立つ=富を生む、しかし、水は少し汚れているのではないか。
・自分はさかのぼりたいが、世の中は下降する。
基礎=アート、応用=エンタテイメント、とも言えるかもしれない。

・漫画を描くきっかけ
・人気―お金
・自己表現―安らぎ
・社会的価値―名誉、使命感
多様なきっかけがあるが、自己表現は精神衛生上良いし、社会的価値の追求も新しいマンガを生み出してきた(例:つげ義春・大友克洋)逆に、お金だけを求めているとしんどいかもしれない。

―学生の声―
文芸特殊研究 12月3日 講師 しりあがり寿先生

 今回は漫画の現在置かれている状況とアートとエンターテイメントの違いについてユニークな絵を使って話してくれました。
 漫画を創る時には長編、ギャグ、四コマを決め、その後に対象年齢を決めて書くそうです。おおまかなことは変わっていないようなのですが、ネットの出現でさらに細分化されているようです。今、漫画自体は元気がないそうです。インターネットや携帯ゲーム機の普及で漫画雑誌が売れなくなっているようです。携帯ゲームもインターネットもほぼタダなのでわざわざお金を払って漫画雑誌を買うかというと、買わない。こういう構図で漫画雑誌が売れなくなっているようです。ジャンプなどは一話、山手線一駅間で読めるような長さで作っていたそうです。その電車の中での読書行為が携帯電話や携帯ゲームに取って代わられ、漫画雑誌は大打撃をうけているようです。インターネット漫画も増えてきているようなのですが、まだビジネスモデルが確立されていないのでいまいち流行っていないそうです。漫画はとてもすきなのでこの話を聞いてとても残念でした。売れている漫画は果てしなく売れているらしいのでこのインターネット漫画が流行れば業界全体が盛り上がってくと思うので何か作れればいいなと思いました。
 そして、今、ネットの普及で描き手も増えているようです。どこでも自分の作品を発表できるようになったので、プロと呼ばれるお金を稼げる人はほんとに少なくなっているようです。
 先生は漫画を書くにあったて三種類のモチベーションがあるといっていました。一つ目は富や人気を求めて漫画をかくこと、二つ目に自己表現として描くこと、そして最後は社会的地位を求めてだそうです。社会的地位とは漫画家としては人気がとれなくても歴史に名を残すような革新的な漫画をかくことらしいです。人気ばかりをとろうとまんがをかくとなるとそのうち漫画を書くのが嫌いになるよと間接的にいっているようでした。漫画家の本音をきけたようで今回の授業もとてもためになりました。


―お知らせ―
・来週12月10日は、成沢先生のレポート提出日です!
詳細は、11月26日の講義内容を参照。
・再来週12月17日はしりあがり先生のレポート提出日です。
課題:今これをかくべきだ!という表紙。裏にプロットも
1、タイトル
2、あおり
3、扉絵(手書き、モノクロ、人に頼んでも可)
4、作者名(ペンネーム可)
裏に、
1、作品の狙い
2、メディア(どこに載せたいか、例:ジャンプなど)
3、プロット(あらすじ)を書く
用紙はB4一枚、紙質は問わない。
・12月17日に全員で投票。最優秀作者には先生からの特別プレゼントあり!!

投稿者 yamashita : 2009年12月03日 17:41

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